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3人の天使が教えてくれたこと

2014.07.28 02:00|心のしずく
ベビーカーに赤ちゃんをのせて、小さな女の子の手をひいて歩いてゆく彼女。
赤ちゃんがベビーカーで眠っている間に店を手伝って、その後ろには退屈そうにいすに座っている女の子。

今日出会ったその風景が心に焼き付いてはなれなかった。
ずっとその人のことを思い返していた。
まるで数年前の自分を見ているような気持ちになったから。

あの頃の感覚が強くよみがえってきた。
手をつないで歩きながらいっぱいおしゃべりした娘。
私の腕の中で胸にギュッとしがみついていた息子。
あたたかくて、濃い空気の中、子供たちと私の距離は限りなく近く、
満ち足りた時間が流れていた。

腕の中の小さな赤ちゃんはもうすぐ16歳。
おしゃべりな女の子は、もう20歳。

赤ちゃんの背丈は私をはるかに越え、
毎日電車に乗って学校へ行って、ラグビーをして帰ってくる。
胸板も厚くなり、私が知る由もない彼の世界が、どんどんどんどん広がっている。

女の子はあいかわらずおしゃべりだけれど、
空想していた夢を一つ、一つ、現実のものにしようと奮闘している。
自分の歩く道を、自分で探りながら、一歩、一歩すすんでいる。

そんな事を考えていたら、
ひとりでに涙があふれ出てきた。
たくさん、たくさんの涙が私の中からあふれ出してきた。
とても気持ちの良い、きれいな涙だった。

そして、心がすっきりと軽くなった。
たまった疲れまで飛んでいってしまったような、不思議な気持ちよさに包まれた。


私ももうすぐ50歳で、人生の秋にいる。
秋は実りの季節と言うけれど、私の秋にはあまり実りがないな、なんて
さみしい気持ちでいた。
豊かな老後のための蓄えがあるわけでもなく、社会的地位や名誉があるわけでもなく、
私の人生の実りって、何だろう。。。て、しばらくそんなことを考えがちだった。

だけど、今日の涙と共に、
大きな実りに恵まれているという実感がどっとおしよせてきた。

私が今まで人生に望んできたものは、
豊かな蓄えでもなく、地位や名誉でもなかったじゃない。
たくさんの笑顔と感動に包まれた、
心がぎゅうっとなるような、そんな毎日を求めてきたじゃない。
ありがたいことに、私は今そんな毎日を送っていると、
とてもとても、実感した。

今までしてきたいろんなことが重なっての今。
その今がこんな感じだってことは、
きっとこれでよかった、ていう事なんだ。

はあーーー、て大きなため息が出た。

人生は気の持ちようだって言うけど、本当にそうだと思った。
状況は同じでも、見方が変わると世界はガラリと変わる。

またすぐにそんな事も忘れて落ち込んでしまうかもしれないけれど、
それでもまた、今日気づいた事を思い出して、元気になれたらそれでいい。

私の人生に実った大きな実が、
大地に根を張り、元気な樹に育ってくれますように。
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銅駝美校に捧ぐ

2013.03.03 13:38|心のしずく
古びた階段
きしむ廊下
歪んで見える窓ガラス
ほの暗い電灯
ワックスなのか、絵具なのか、独特の学校の匂い
作品の飾ってある廊下
小さなグラウンド
若い語らいによく似合う藤棚とベンチ

そこではじける青春を
少しのぞかせてもらっていた3年間が
幕を閉じました

あの素敵な場所に行く理由が
もうなくなってしまったな

できることなら、ずっとあのままでいてほしい場所
そして、たくさんの感動を
これからもずっと見守り続けてほしい

あの場所で時を過ごしたみなさんの
思いが静かに満ちて、
濃密な空気が漂う場所

だけど、いつもただそこにあり、
静かにたたずむ場所

古い空気と、新しい風が
共存する場所

キラキラの季節を通りすぎて

2012.05.12 08:35|心のしずく
とげとげした緑の茎に少し丸いふくらみができ、
そこから真っ赤な色が覗き始め、
ある朝、気がつけばかわいいバラの花が咲いていました。
じっと見ていたくなる、誰かに言いたくなる、うれしい気持ち。
うれしい、よりも、よろこび、という言葉が似合うかな。

この頃
うちのワンコを見て、そんな気持ちにさせられます。

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やさしくなんかなかった

2012.03.21 22:15|心のしずく
待たされた時に怒らないのは
自分が人を待たせることを正当化するため

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笑ってほしくて

2012.02.28 09:39|心のしずく
肩の荷物を軽くしてあげたかったんだけど
よけい重くしちゃったみたいで

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プロフィール

tomoje

Author:tomoje
京都生まれの京都育ち。素直でやさしそうに見えますが、本当はちょっぴりヘンコで、意地っ張りのおとめ座、辰年。
スロヴェニア人の哲学系クマさんみたいな夫と、日本で唯一のスロヴェニア料理店を営んでいます。芸術系ワンコみたいな娘と、理系ニャンコみたいな息子がいます。
そういう私は、おとぼけ系テンジクネズミかな。

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